ご挨拶
イタリアに渡ったのが1990年。ちょうどイタリアのワールドカップの年でした。
イタリア料理は、マルケージを筆頭にヌオーヴァ・クチーナ全盛期の時代にロ−マ近郊の田舎町Fiumicinoの“Bastianelli al molo”で働いておりました。
次にどういうレストランで働こうか悩んでいた時にFiumucinoの漁師がやっているRistorante “Il Pescatore”で食べたSpaghetti alla Pescatoraがすごくおいしく感動して迷いがなくなりました。イタリアの田舎の料理を見てみたいと思うようになりました。
イタリアの田舎で2年間ほんの少しですが郷土料理を勉強させていただきました。最後にViareggioの“Romano”で働いた時に町に信号があり大変感動した事を思い出します。
ワインは、日本で働いていた時はさほど興味はなかったのですが、イタリアに着いて間もない頃に有名なFirenzeの“Enoteca Pinchiorri”で食事した時に分厚いワインリストを渡されさっぱり分からずソムリエにおまかせしたところ赤ワインで出して頂いたのが、今ではすっかり有名になったMontevertine/PergoleTorte '85 でした。初めて赤ワインがおいしいと思えました。それからワインに情熱をそそがれているオーナーと出会い一緒にワイナリ−を巡らさせて頂き、そして帰国後2年間お世話になったオステリア・エノテカの八島氏の食事とワインの大切な関係、Brillo(心地よく酔っ払う)決して飲み過ぎてはいけないなどたくさんの事を教えて頂き、ますますイタリアワインにのめりこみました。
四条室町という都会のレストランで、料理もワインも美味しいだけでなくイタリアを思い出させてくれるものを提供したいと思っております。
BOCCA del VINO 野宮昭昌/Pardone


