Invecchiamento di Manzo

熟成牛を食べに大阪の焼肉屋に行ってきました。当店でも2年前ぐらいから北海道の北里八雲牛のサーロインが入荷した時に、ドライエージングによる約1ヶ月熟成させてメニューにのせてます。この北里八雲牛というお肉は一切サシの入ってない赤身のお肉で、イタリアのChianinaに一番近い味だと思います。熟成させて初めて分かる肉のおいしさではっきりいってとろけません。噛んで噛んで味あうサシ文化の日本人には真逆の牛肉です。1ヶ月熟成させると、これ大丈夫ですかという外見と香りになりますが、外側の肉をおとしたら濃い朱色の肉色になっており、カルパッチョで食べると最高です。分厚くカットしてalla braceするとほんとにトスカーナで食べるビステッカみたいです。何度もいいますがA5ランクの和牛とは違いとろけません。脂の風味のない肉本来の味がする牛肉です。また入荷したらお知らせします。

カテゴリー: 食材の話 パーマリンク

コメントは停止中です。