そら豆の季節は終わりましたが、乾燥そら豆はこれからです。夏にそら豆のさやごと乾燥させます。秋から冬にかけてズッパとして食べたりピューレにしたりと南イタリアでは欠かせない食材です。
春のローマ料理”La Vignarola”です。日本人に全く受けないイタリア料理の代表に入るであろう緑豆煮込み。折角イタリア料理を食べに来たのに、豆料理でお腹を膨らますのが嫌なのだと思われます。こういう料理が根付いたら日本のイタリア料理店の未来は全然変わってくると思います。castelluccioのレンズ豆も入る時代になった今”イタリア料理に、いま必要なこと”は何なのか?人を育てることです。ただ正直小さなお店では、雇えないのが現実です。8時間労働で週休二日制など夢のまた夢の世界です。折角良い人材がいっぱいいるのに、活かせる職場が少ないのが残念です。また難しい話しになりそうなのでこの辺でやめときます。