cancellare

3月がもう終わりそうですが、今月はランチ、ディナーとも平日、休日に限らず満席状態をいただき感謝です。お断りしてしまったお客様申し訳ございませんでした。これから桜のシーズンでますます京都も沢山の人で賑わう事でしょう。当店は、毎年4月の第1週目の金、土、日と出張料理でお店をランチ、ディナーともお休みさせていだだいております。今年も4月6日(金)、7日(土)、8日(日)はお休みですので、ご注意ください。

料理店で最近でもないですが、よくあるのが”ドタキャン”です。料理店に限らずあらゆるサービス業でよく耳にします。それぞれのお店でいろいろ対策をとっておりますが、一向に減りません。ドタキャンを無くす対策は基本的にないと思っておりますので、当店では特別対策をとっておりませんが、最近あまりにも残念なので独り言として言わせて下さい。アルバイトの面接でも、今の時代ほとんどがネットから応募してきますが、そのうち面接日に来るのは半分くらいです。確かに求人公募したのは私ですが、応募されたのは自分です。五分五分の関係で私も面接時間に10分前から待っておりますが、なんの連絡もないままドタキャン。そういう光景も最近では当たり前になりつつあります。ご予約のドタキャンに関しても、私自身が当たり前の常識になりつつあります。誕生日のケーキをご注文されながら、ドタキャンされたお客様もいらっしゃいます。それもサービス業だから仕方ないと泣き寝入りしないといけないのでしょうか?誰にでも都合が悪くなる事がございます。ただそこの関係は五分五分でいたいと思っております。私らも責任を持ってご予約をとっております。実際現在使っている予約帳にたどり着くまで試行錯誤しながら、誰にでも間違いなくご予約がとれるシステムと思っておりますが、それでも人間のする事ですから100%完璧にできない事があり、ご予約されたお客様が来られなければ、予約日を聞き間違えたのか?など心配になり、あらかじめお聞きしていた番号にかけても「、、、、」留守電です。そんな哀しい時いつも思うのが、京都には一見さんお断りという制度が祇園とかではあります。私は京都人ではないですが、この制度はすばらしいと思っております。ただこの制度を採用すると、あそこは一見さんお断りでお高くとまっていると思われがちですが、別に一見さんが嫌とかではなく、お客様との信頼関係の上でドタキャンとかは無くなると思っております。何度もいいますがそこのお客様との関係は五分五分でいたいです。他にも方法はあると思いますが、お客様との信頼関係が崩れ端から疑いながらご予約をとるシステムになってしまいます。どんな日でもお客様を迎える為に準備、仕込みをするのは私達の仕事として当然です。ただ誕生ケーキなど特別なご注文を戴いた時など、責任を持って作らさせて戴きます。もちろんお席のご予約も責任を持って取らさせて戴きますので、キャンセルされる場合はご連絡をお願いいたします。

あとイタリアのリストランテなどでお食事された方はお気づきになったと思いますが、女性用メニューには値段が書いておりません。私もイルカン時代の15年位前に、イタリア式のメニューを作りましたが、どちらかというとファミリー向けのレストランでしたので、かなり不評でまったく意味がなかったのを覚えています。こういう言い方をすると少し弊害がありますが、どんな関係でも男女カップルがレストランを利用するものだと思っております。その場合基本的にイタリアでも男性がお支払いをします。女性がもし値段が分かっていると特にメイン料理の場合当店でもそうですが値段のばらつきがあり、やはり一番高い料理とかなかなか頼めないと思います。その為女性の値段を消して好きなものを注文出来るようにという配慮だと私は解釈しております。値段の書いていない祇園の割烹なども私はそのように解釈しております。

ただイタリアには、特にローマには沢山の”ぼったくりバー”があります。一度私は”ぼったくりバー”と判ってて潜入した事がありますが、次の機会にお話したいと思います。

カテゴリー: ひとりごと パーマリンク

コメントは停止中です。