早いもので、もうサマーポルチーニが入荷しました。ポルチーニ茸と言えば秋のイメージがありますが、今年は少し早いですが普通初夏から出回ります。秋のポルチーニより香りは弱いですが、身が綺麗でしっかりしているので、生でインサラータやグリッリアに適してると思います。Ponte a Morianoにある”La Mora”で働かして頂いていたのも夏で、当時日本では乾燥ポルチーニしかない時代でしたが、毎日朝と夕方に200g位のポルチーニが20個位入ってるcassettaを10cassetteずつ届けられ、ソテーにしたりフリットにしたりグリッリアにしたりとこれでもかってぐらいポルチーニを使ってました。あとポルチーニに欠かせないのが、nepitellaという香草です。La Moraの裏山に自生していたのを採ってきてどの料理にも使ってました。当店では代わりにミントを使っております。一度Borgo a Mozzanoへ行く為にカメリエーレのイタリア人と車で山道を走っているとポルチーニ茸売りの屋台に人だかりが出来ていて、イタリア人もポルチーニ茸が珍しいんだと思ってたら、Ferrari F40が止まっていました。